仕事や趣味でPOPやイラストを描くことが多いです。
自らが作ったPOPをお店に張り出して、お客様の反応について思うことは、完璧なPOP、キレイなイラストが必ずしもお客様の目を引くとは限らないということです。

はじめは、インターネットで無料で配布されているイラストを使ったり、既成の文字を使ったりして、無難な感じのPOPを作っていました。
すべてパソコンのデジタルデータで作ったPOPは、なんだか味気なく、お客様にもそんな感じが伝わるのか、あまり反応がよろしくないです。

あるとき、友人から「POPは今の時代だからこそ、あえて手書きにこだわる」という教えをいただき、すぐに実践してみました。
えんぴつでし下書き、昔懐かしいラッションペンで清書、色鉛筆やフエルトペンで色塗り、という超アナログ作業。
イラストももちろん手書きです。
イラストは、自分で描くと下手でも愛着がわいてきます。
するとどうでしょう。
今までPOPに見向きもしなかったお客様が、POPをじっと見ているではありませんか。
調子に乗ってお店中のイラストを手書きに変えると、「この絵かわいいね」なんてお褒めのコメントまでいただいたりして。
イラストを描くのにペンタブレットが欲しいななんて思っているのですが、手書きの味を損なわず、便利に使いこなせるでしょうか。