20代前半の頃は「自分の好きなことを仕事にしたい」「やりがいのある仕事がしたい」など自分の欲の中に希望を持ち働いていました。
私にとって得意分野でもあり、好きなことでもあったので美容の仕事をしてきたのですが、20代半ばになりこの仕事を一生続けていけるのか不安になってしまいました。
美容の仕事は、自分がきれいでなくてはなんの説得力もありません。
経営する側へ転進するにしても、美容の仕事以外したことのない私が成功する自信がなかったのです。
他の職種についてみたいという気持ちになり20代半ばで転職をしました。
転職先は一般企業の事務職です。
転職活動中に感じたのは、今まで自分がしてきた美容の仕事での経験がまったく役にたたないということ。
会社によっては美容の仕事をしていたというだけでチャラチャラとしたイメージを持ってしまったようで、ろくに話もしないまま面接が終わってしまったことも。
やっと決まった会社で1から事務の仕事を始めてみて、自分の世間知らずさにびっくりしました。
保険や税金なども詳しく分からないですし、手続き1つするにしても人に聞かないと分からない状態でした。
20代のまだ教えてもらえるうちに転職しておいて本当に良かったです。